コロナに罹患した後、「なんだか体調がおかしい…」と感じたことはありませんか?
実は私もその一人です。特に更年期にさしかかった時期に経験した コロナ後の不正出血 は、不安でいっぱいでした。今回は、私自身の実体験をもとに、コロナ感染後に起きた体の変化と婦人科での診断についてお話しします。
1回目のコロナ感染後、突然の不正出血
初めてコロナに感染したのは2022年。発熱や喉の痛み、咳といった典型的な症状は数日で治まりました。ところが感染から2〜3か月後、突然不正出血があったのです。
当時はまだ生理も不順ながら続いていたため、すぐに婦人科を受診。そこでホルモン検査をした結果、エストロゲンが減少傾向にあることが分かりました。
医師からは「コロナとの因果関係は不明」と説明されましたが、不正出血を訴える患者さんは他にもいるという話でした。
また私の場合は右の卵巣にわずかな腫れが見つかり、後日再検査。幸いにも大きな異常はありませんでした。
2回目のコロナ感染、そして再びの不正出血
約2年後、再びコロナに感染。喉の痛みはそれほどでもなく咳がひどかったのですが一回目よりは症状自体は軽くすみました。
そして!!またしても感染から2〜3か月後に不正出血が起こりました。
この時期はすでに 閉経が近づいて生理がほとんどなかった頃。それだけに、不正出血が起きたことに強い不安を覚え、再度婦人科を受診しました。診断は「閉経傾向にあるが、出血の原因は特定できない」とのことでした。
更年期とコロナ後の体調変化に気づいたこと
2度の経験を通して感じたのは、コロナが直接の原因ではないにしても、体調が大きく揺らぐ時期に更年期の症状が表面化することがあるという点です。
医師は「コロナと不正出血に直接的な関係はない」と話していましたが、私にとっては 自分の体の変化を意識するきっかけ になりました。
不安を感じたら、まずは婦人科へ
もし、コロナ罹患後に「不正出血」や「体調の変化」を感じたら、一人で悩まず婦人科を受診してください。
更年期は心も体も揺らぐ時期ですが、医師に相談することで安心につながります。
これはあくまで私の体験談ですが、同じように悩む方の不安が少しでも軽くなれば幸いです。
▼ホルモン検査をした原因は他にも頭痛&めまいがありました。
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